
【警告】アメリカ医師会マジギレ!「耳かき」禁止ニュースが話題に
アナタは、まだ耳かきしてますか?最近は、金属製の耳かき、竹耳かき、など色んな耳かきグッズが販売されてて、耳かきブームですよね。みんな、耳かき大好き!だけど、耳かきが禁止される日がやってきした。アメリカ医師会が発表した「耳かき禁止!ガイドライン」がニュースで話題になっています。早速、チェックしていきましょう。
そんなに違うの「日本の耳かき」と「欧米の耳かき」?
日本の耳かきって?
日本では、耳かきは常識ですよね。耳かきだけを集めた専門店のお店を見かけたり、耳かきサービスを行うマッサージ店、耳鼻科で耳掃除。お気に入りの、耳かきを集めたり、休日の楽しみが耳かき、なんて人もいるのでは。中には、耳かき動画を見るのが趣味の人もいるとか。
耳かき動画
実際の耳かきを観れる動画です。筆者は、「え!?気持ち悪い!」と思いましたが、再生回数がとんでもないことになっているので、ファンがいるのでしょう。
欧米の耳かきって?
耳かきは、禁止です。
子どもが親に隠れてやったりする程度で、大人は耳かきをしません。
『綿棒=耳掃除』
イメージがありますが、綿棒のパッケージの商品説明には「本商品は、耳かき用ではありまん」と表記があるほど。もちろん、耳鼻科で耳掃除なんて概念もありません。
綿棒を耳に押し込むと溜まっていた「耳垢」が押し込まれていきます。そこで耳を傷つけてしまうリスクがあるのだとか。
【警告】アメリカ医師会マジギレ!「耳かき」禁止ニュースが話題に
アメリカ耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が耳ケアガイドラインを発表して、耳掃除をやり過ぎると「耳垢栓塞」になると注意を呼びかけています。「耳あかは、耳の中に必要な機能を果たしている」そうで、チリやホコリが入るのを防ぎ、雑菌の繁殖を防ぐ大事な目的があるので、取らない方がいい。と発表しています。
「え?じゃあ、耳アカを放置しろってこと?耳、聞こえなくなるんじゃ?」と声が聞こえてきそうですが、自浄作用(古くなった耳アカを自然に新しい耳アカに交換)があるから、心配しなくていいそうです。耳かきを頻繁にすると、この自浄作用のサイクルを壊してしまうので、耳垢が溜まって、詰まってしまったり、耳が遠くなったりするそうです。
発表された内容
・耳掃除ヤリ過ぎ、禁止!
・綿棒のような細いものを耳に入れないこと。耳垢を奥まで押し込んで、栓塞悪化や炎症を招いてしまうので。
・痛み、難聴、耳が詰まる症状がある場合は、耳垢が原因とは限らないため、医師に診てもらうこと。
・大体の人は耳掃除は不要。必要な体質の人は正しい手入れに個人差があるため、医師に相談すること。
・ろうそくで耳掃除(イヤーキャンドル※)は禁止。耳垢除去の効果はないうえ、外耳道と鼓膜を傷めてしまうため。
イヤーキャンドル※って何?(動画)
日本ではまだメジャーではありませんが、一部のエステティックサロンやマッサージ店で行われているようです。海外旅行の人気の渡航先、バリ島やタイではメジャーな サービスのようです。アメリカ医師会も警告しているように、耳アカは取れずに、外耳道と鼓膜を傷める可能性があるので、お勧めできません。どうしても受けたい場合は、医療機関の監修のもとに行われいるか、などを確認すると良いでしょう。
Aida Minamoto
【参照】
※ Clinical Practice Guideline: Cerumen Impaction