
電子タバコiQOS(アイコス)に新しいニュースが飛び込んできました。
たばこの最新情報を更新しているSUPARIというメディアでもアイコスの害について情報が載っていたのでネタにさせていただきました。
内容としては発がん性物質が10倍?デマ?などという報道でした。
実際、iQOS(アイコス)の販売には紙タバコから発生される有害成分の90%をカットを謳っているために、今回のニュースはとても痛い報道となるのではないでしょうか?
私も紙タバコからiQOS(アイコス)へ変わった者ですので、この報道には「えっ!」と思いました。ただ、ニュースになった記事がどれほど真実なものなのかは分からなかったため、実際の真偽のほどはどうなのか確かめるべく、いろいろと調べてみようと思った次第です。
本当にアイコスには発がん性物質が煙草よりも10倍?含まれているのかどうかを詳しく調べてみました。
煙草からわざわざアイコスに変えた人からしてみれば、信じたくもない話題ですよね。
【最新】アイコス発がん性10倍と発表された記事を追ってみた
事の発端は2017年5月26日にロイターのサイト内で発表された記事でした。ロイターは国際的な通信社の最大手で、国際報道や金融情報などをテレビが扱うときにも
「ロイター通信社によると・・・」
などと報道されるので名前はよく聞くのではないでしょうか。
今回の記事はアメリカ版のサイトに取り上げられたもので、ある研究チームがiQOS(アイコス)の成分を調べた結果、有害物質が含まれているという内容でした。
アメリカ版のため全て英語なので、グーグルさんの翻訳機能を使って読んでみたのですが、下記が翻訳を一部抜粋したものです。
(ロイターヘルス) – 新しいタイプの「熱で燃えない」タバコは、伝統的なタバコの煙に含まれる同じ癌を引き起こす化学物質のいくつかを放出すると、最近の実験で示唆されている。
この「熱で燃えていない」シガレットによって放出された煙は、伝統的なタバコに含まれるニコチンの84%を持っていたとJAMA内科医が報告しています。
発熱のないタバコはまた、一酸化炭素、揮発性有機化合物(VOCs)、多環式芳香族炭化水素(PAHs)などがんに関連する化学物質を放出した。
研究チームは、スイスのベルン大学(University of Bern University)の主任研究者、レト・アウアー(Reo Auer)博士は次のように述べています。「熱がかかっていないタバコは、従来のタバコよりも高い濃度でこれらの化学物質の一部を放出しました。
アウアー氏によると、「熱がかかったタバコを吸っていないと、健康への影響を知るためにもっと研究が必要だ」と、電子メールで語った。
アウアー氏は、「熱を嫌うタバコの煙の中には、化学物質の中には安全な最低限度がない」とし、これらの化学物質の中には喫煙者の死亡率が高いものもあるかもしれないと付け加えた。
という感じのものです。
『アイコスに10倍の発がん性物質がある情報はデマ?』についてまとめた
①紙タバコと同じような化学物質がIQOS(アイコス)には含まれている。
②iQOS(アイコス)には、ニコチンが紙タバコの84%含まれている。
③一酸化炭素、揮発性有機化合物(VOCs)、多環式芳香族炭化水素(PAHs)などの化学物質も含まれている。
④一部の化学物質は紙タバコよりも高い濃度だった。
⑤化学物質は少なくても安全とはいえない。
などが気になる点になるのではと思うのですが、
私的に感じたことは、
①に対しては化学物質があることは理解している。
②に対してはニコチンを吸うこと自体をiQOS(アイコス)はもともと謳っているし、逆に少ないってことは依存性が減るってことなので禁煙しやすくなるのでは。
③に対しては、全て紙タバコに含まれて物質ですが・・・(VOCsはトルエンなどの物質で、PAHsは油やタールの沈殿物で加熱処理した焼肉などの食べ物にも含まれるものです。)
④に対しては少し気になるが、他の成分は公表しているのに、高い濃度のものだけ一部ってなぜ曖昧にした!?しかもどのくらい高濃度かもわからないし。
⑤に対しては、iQOS(アイコス)のスティックにも紙タバコと同じ喫煙についての文言あるよ。
って感じました。
?
ってか発がん性10倍っていう記事なんてどこにもなくね!?これデマじゃねーの!?
10倍どころかIQOS(アイコス)が紙タバコよりも発がん性が高いことすら書いていない。
なぜこうなってしまったのか・・・
アイコス発がん性物質10倍デマの拡散は情報まとめサイトから
今回のIQOS(アイコス)発がん性10倍ニュースは、情報まとめサイトでロイターの記事を取り上げたことでツイッターや2ちゃんで取り上げられ拡散されることとなりました。
まとめサイトでは、タイトルに【悲報】や【有害】という文言を使用することで、拡散された記事がIQOS(アイコス)が紙タバコよりも有害であるような印象を与える結果となり、
ユーザーのみなさんの勘違いが勘違いを生み、発がん性が10倍というデマにまで広まってしまったのではないでしょうか。
つまり、ネガキャンですね。これ。
バターvsマーガリン論争
ゲーム業界
など、対立する相手を誹謗中傷するネガキャンは日本でも拡がりをみせております。
こういったことはインターネット内だけではなく、テレビや雑誌などさまざまなメディアで行われているので、デマなのか真実なのか確かめるための確かな目が必要になっていきますね。
今回のiQOS(アイコス)発がん性10倍デマについての感想
私的な感想として、今回のiQOS(アイコス)の発がん性10倍についてはデマだと思っております。
ソース元の記事にも紙タバコよりもIQOS(アイコス)のほうが発がん性が10倍などという記事はなく、IQOS(アイコス)にも紙タバコと同じように有害物質は含まれており、全くないわけではないですよ~って言っているように感じました。
私もiQOS(アイコス)ユーザーではありますが、タバコよりも健康の害は少ないと言われておりますが、全くゼロではないと自覚しているつもりです。
だって、タバコの葉を燃やしていないとはいってもタバコの葉を使用しているのには変わりはないですしね。
アイコスユーザーの私が発がん性物質10倍デマが流れた時に思った事
アイコスユーザーであるからといってiQOS(アイコス)を擁護するわけではないですが、アイコスにした一番の理由が、
副流煙がほとんどないから
火を使わないから安全
衣服などにニオイがほとんどつかない
です。
アイコスは電子タバコですので充電が必要ですが、充電したつもりが接触不良で充電されていなかったときや、iQOS(アイコス)のホームページ(特にiQOSphere)が繋がりにくいことなどは「イラッ!」としますが、それ以外は特に不自由なく使用しております。
もちろん、喫煙による健康被害があるということを理解した上で。
iQOS(アイコス)発がん性10倍デマ以外に気になった事
アイコスを吸っていると煙草と同じように歯が黄色くなる?
という事を考えた事がある人は少なくない筈です。
実際に、アイコスを吸っていると歯が黄色くなってしまうという可能性は少ないが、黄色くなってしまう事もあるようで、黄ばみにくいと言われているようです。
結局、煙を吸うという行為は歯にも影響を与えてしまうという事でしょうか…?
話題の黄色い歯を簡単に白くする方法
歯磨きだけでは黄色い歯を白くする事は出来ません。
万が一、アイコスや煙草の吸い過ぎで歯が黄色くなってしまった場合は上記の方法を試してみて下さい。