
有名進学校同士が東大で野球対決!
進学校で有名な東京の開成高校と兵庫の灘高校が野球の練習試合で対決!!
東大関係者が間を取り持ち、初対決が実現!
夏の甲子園(全国高校野球選手権)が開幕した6日。
東大キャンパス内の球場で、誰もが知っている超進学校、開成高(東京)と灘高(兵庫)の対決が実現しました。
毎年、東大進学率を競っている開成高と灘高の野球部が練習試合で史上初めて激突。炎天下の秀才対決は14対2で灘の圧勝。
両校からは「将来、東大で一緒に野球ができたら」と“聖地”での再会を望む声もあがったそうです。
炎天下の中、53人の関係者が見守った練習試合では、初回、開成が先取点を挙げたものの、2回に灘が送りバントとスクイズで同点。
さらには連続盗塁と単打を絡めて4点のビッグイニングに。その後も積極的に攻める灘のペースで試合は進み、結果は灘の12点差の完全勝利でした。
OB達の尽力により史上初の対決が実現
毎年東大進学率を競っている開成高校と灘高校はいわばライバルですが、なぜ史上初の対決が実現したのでしょうか?
以前から両校関係者の交流は盛んで、昨年10月に両校の野球部OBによる親善試合が実現。「現役の生徒たちにもぜひ」ということで、東大関係者が間を取り持ち、今回の対決が実現しました。
灘高野球部OB会長兼東大野球部前OB会長でもある橋本正幸さん(67)は、「2年前は灘の野球部から東大に7人進学しましたが、野球部には入らなかった。東大で開成さんとプレーしたことを入学後に思い出して大学でも続けてくれるとうれしい」とコメント。