
日本は諸外国に比べて食への基準が厳しいので安全なものが食べられるという安心感があります。
特に大手外食産業で、「これは安全だろうか?」と疑うことは少ないと思われます。
しかしそんな中、最近異物混入が相次いで起こってしまっています。
大手マクドナルドでもチキンナゲットにビニール片が入っていたという問題で大きな波紋を呼びました。
異物が入っていたことも驚きですが、入ってしまった経路がいまだ特定できていないことも消費者の不安を煽る要因でしょう。
経路が特定できないということは、今後もまた入ってしまう可能性を否定出来ないからです。
では、今まではこうした事故は皆無だったのかというとそうではありません。昔から時々あったのです。
ただし、せいぜいお店にクレームをいう程度でお客と店の両者の問題で終わりになっていました。
しかし今は携帯やスマホで写真を撮りその画像をアップして世の中に知らせる、皆が新聞記者でありスクープをとる側になってしまっているので、こうして事故が明るみにでやすくなったのです。
皆の関心が向けられたほうが企業としては再発防止に力をいれるので良い面もあるといえます。
マクドナルドは全国どこでも同じクオリティを提供できる店として、今後の調査に期待したい、信用回復に務めてもらいたいものです。